2012年2月1日水曜日

押し売りデザインを試そう


イギリスの「スマートゴミ箱」という物です。

中に捨てたゴミと連動した情報を表示するという事ではなく、都市情報やニュースなどを表示しているとの事。つまり、デジタルサイネージゴミ箱と呼ぶ方が合っています。

このゴミ箱のデザインはどうかという話ではもちろんありません。


デザイナーの最大の欠点は、受け身である事です。
誰かに依頼されて初めてそのデザインを行います。クライアントが存在し、そこから新たな製品をデザインして欲しいと言う依頼で動くのです。

このゴミ箱をデザインしたデザイナーも「ゴミ箱に情報モニターを付けて欲しい」と言うスペックがクライアントからありデザインをしたのでしょう。

さて、デザイナーの役割とは何でしょうか?

公共空間に存在する様々な公共物が、情報化という時代の流れの中で複合化する事自体予測された事です。
テクノロジーを理解し、次の時代を予測し新たな物を提案して行く。デザイナーの役割は「守りのデザインから攻撃のデザイン」へ移行してるのです。




景気が悪く仕事がないのなら、勝手に企業や公共団体へ売り込みに行く「押し売りデザイン」を試してはいかがでしょう?

立ち上がってください。新しい時代のデザイナー。



追伸:
このゴミ箱が高尚な将来計画へ向けた第一歩であったらゴメンナサイ。

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