2012年5月18日金曜日

京橋の変遷

東京建物など7社は10月18日、中央区京橋3丁目で大型複合ビル「京橋3-1プロジェクト(仮称)」の建設を進めています。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/nfm/news/20101019/543878/

その工事の壁に、京橋の変遷が掲示されていました。

やはり、この橋の上に高速道路があってはいけないのでしょう。



















特に版権的な記載がありませんでしたので、転載しますが、問題があればメールまたはコメントをお願いします。


2012年4月1日日曜日

災害復興に対するデザイナーの姿勢

建築家やデザイナーの、復興に対する正しい姿勢。

建築家やデザイナーは顧客から依頼されて仕事をする。
その依頼をする顧客を一般的にクライアントと呼ぶ。

震災復興において、都市計画などに建築家やデザイナーが加わる事があるが、この時に間違えてはいけない事は、クライアントは誰かという事である。

政府や官庁そして、地方自治体などは、都市再開発にお金を出すからと言って、クライアントではない。
本当のクライアントは地元住民である。


特に建築家やデザイナーはこの様な災害を機とする仕事で、自分の作品を作ろうとなどしてはならない。
なぜなら、地元住民にとって作品は必要ないからです。




我々は、意図せずとも、災害資本主義的な動きや活動になりがちです。
歴史に残る素晴らしいものがそこに出来上がっても、もともと地元にいた人が不便になってしまっては本末転倒なのです。



建築家やデザイナーが自分の作品を残したいのであれば、今は中国がいいでしょう。
素晴らしいクライアントがたくさんいて、クライアントと戦いながら自分の作品を作れます。


2012年2月3日金曜日

iPhoneは、デザイン性を損なってはいけない

iPhoneを裸で持つかケースに入れるか?

私は、Appleのファンである。しかしiPhoneはケースに入れている。お財布携帯にするためのケースだ。



機能を追加するためなので、造形とは違う理由だ。しかし、デザイン性を損なうから裸で持ち歩こうなどとは一切思った事はない。

裸持ち派の意見は単純である。下記2つの理由はギズモードのまとめより引用
http://www.gizmodo.jp/2012/02/stop-ruining-your-phone-with-a-stupid-case.html

■理由1:デザイン性をそこなわないため
■理由2:2年で取り替えるのだから守っても意味がない


特に理由1に激しく反対である。
デザインとは量産するということで、既にあなたのものでは無い。
造形が美しいか美しくないかは、必ず個人差がある。

あなたのお抱えデザイナーがあなたの意見を取り入れながら、あなた専用に作った造形であれば、それは素晴らしいデザインでしょう。

ここでシーンを思考してください。
・飲み屋で隣に座った人が同じTシャツだったら?
・会議で初めてあった人が、同じメガネをかけていたら?
・隣に引っ越してきたおじさんが、自分と同じBMWで色もオプションも同じだったら?

この様なシーンで私は少なからず恥ずかしとか、残念な感情になる。

そう、
・電車で、隣の人がiPhone4を裸で持っていて、自分もiPhone4を裸で持っていたら?

どうでしょう・・・・・・・



昔、私の娘が、浜崎あゆみを神様のようにあがめていた。
彼女の持ち物や同じファッションを必死に真似しようとしていた。
これは、宗教的な行動と定義できる。

デザインもカリスマデザイナーや、お気に入りのメーカーのデザインは、とにかく「いい」となる精神構造は理解出来る。
私が、もし次期Phoneを裸で持つとしたら、その時の理由は、これしかないからだ。


さて、デザインとは何をする事なのか、iPhone4のデザインは歴史に残る成功である。
しかし、そろそろ量産という呪縛から逃れたらどうでしょうか?

2012年2月1日水曜日

押し売りデザインを試そう


イギリスの「スマートゴミ箱」という物です。

中に捨てたゴミと連動した情報を表示するという事ではなく、都市情報やニュースなどを表示しているとの事。つまり、デジタルサイネージゴミ箱と呼ぶ方が合っています。

このゴミ箱のデザインはどうかという話ではもちろんありません。


デザイナーの最大の欠点は、受け身である事です。
誰かに依頼されて初めてそのデザインを行います。クライアントが存在し、そこから新たな製品をデザインして欲しいと言う依頼で動くのです。

このゴミ箱をデザインしたデザイナーも「ゴミ箱に情報モニターを付けて欲しい」と言うスペックがクライアントからありデザインをしたのでしょう。

さて、デザイナーの役割とは何でしょうか?

公共空間に存在する様々な公共物が、情報化という時代の流れの中で複合化する事自体予測された事です。
テクノロジーを理解し、次の時代を予測し新たな物を提案して行く。デザイナーの役割は「守りのデザインから攻撃のデザイン」へ移行してるのです。




景気が悪く仕事がないのなら、勝手に企業や公共団体へ売り込みに行く「押し売りデザイン」を試してはいかがでしょう?

立ち上がってください。新しい時代のデザイナー。



追伸:
このゴミ箱が高尚な将来計画へ向けた第一歩であったらゴメンナサイ。

2012年1月12日木曜日

アルコールをデザインで区別すべき?

アサヒビールのノンアルコールビール「ドライ・ゼロ」に、キリンビールやサントリーが噛みついたようだ。


デザインが似ていて、ノンアルコールとアルコールを間違えて飲んでしまい、飲酒運転につながるとの理由。

いい大人がアフォな掛け合いを公的場で行っている。

さて、デザインの出番です。
こんなつまらない議論ですが、デザインや触覚などで一発で分かるノンアルコールとアルコールの区別を業界で標準化すべきでしょう。

急げ!



追記
賞味期限も同じですが、人は五感を持っています。アルコールかノンアルコールか、食べられるか腐ってしまったか、などは、自分で判断しろと言うのが本質でしょう。

2011年11月9日水曜日

Robotとロボット

ホンダのロボット「ASIMO」の新型が、走り回っているニュース映像を見ました。
そして、同時にお掃除ロボットの「ルンバ」がせっせと掃除をしている状況が目に浮かびました。

ルンバを開発したiRobot社CEO、Colin Angle氏のインタビュー記事に「ロボットに重要なのは実用性」と言うものがあった http://japan.cnet.com/interview/35010207/


私も、昔、ロボットが人の形をしている必要があるのだろうか?
こんな疑問を抱いた時がありました。

この疑問は、サイレントランニングという映画に出てくる「ヒューイ/デューイ/ルーイ」の3体のロボットを見た時に、これの方が現実的だと解決していました。






しかし、自分自身、何か釈然としません。
アトム世代のせいか、ロボットというものは人の形であるべきではないのか?その思いが頭の片隅にあります。



ロボットは、小説家カレル・チャペックが、1921年に発表した戯曲『R.U.R.』の中で使用したものが広まり、一般的に使用されるようになった。語源はチェコ語で「労働」を意味するrobotaとされていて、その着想はゴーレム伝説から来ているとされている。(Wikiより)


つまり、
「ロボットとは、人の労働の代わりをしてくれる『もの』であり、人に似ている」
という所からスタートしている。


ビジュアルとして有名なのが、1926年にドイツで制作された「メトロポリス」に登場する「マリア」
この印象が強く、ロボット=人の形となったのでしょう。




これが、お掃除ロボットで有名なiRpbot社のロボットです。福島原発事故でも有名になりました。
人のカタチをする必要は無く、「必要な機能を果たすために最適な形」をしています。




ホンダのASIMOは人間の形をして、人間のように振る舞う事を目的にして、まだ開発途上です。



人は地球環境に適した体のカタチを遺伝的に選択してきているという事実があります。
したがって、「人の労働の代わりをする」という意味で、万能なロボットを作ろうとすると、「人が進化の過程で選択した体のカタチ」を結果的に選ばざる終えなくなるのではないか?。

しかし、目的を限定すれば、ルンバなどiRobot社のカタチでいいのです。


したがって、「ロボット」と言えるのは、ASIMOやC3POであり、iRobot社が作っている製品、ヒューイ・デューイ・ルーイ、R2D2は、「道具」といえるのでしょう。

この予想は、遠い将来結果が出るでしょう。
ただ、間違いなく言えるのは、その時のロボット史に「ASIMO」の名前は深く刻まれていると言う事です。




おまけ、

iRobotのロボットは素晴らしいが、やはり「ラジコンガジェット的」であり、道具である。
たぶん商品的に、ラジコンと言うより、ロボットと呼んだ方が10倍の値段で売れるというマーケティング戦略かもしれない。

2011年3月30日水曜日

日の丸 この素晴らしい旗のもと


『日の丸』震災のあと様々なシーンで見かけるようになり、この旗のもと国民は一致団結しなくてはならない。
戦後生まれの人間には、あまり気に止めなかったこの日の丸が、今、重要な意味をなす様な気がします。

しかし、このグラフィックデザインとしての完成度。完璧と言えるでしょう。

日の丸のデザインに関する賞賛は、様々なところで書かれていると思いますので、掘り下げはしませんが、こんな素晴らしい旗を国旗として持つ国民だったことを感謝したいです。




並べてもすごいんです^^


さて、「白地に赤」だからではないのですが、




この素晴らしい広告デザイン
近所にあった手作りの看板です。度肝を抜かれる単純さ。






大手広告代理店のクリエイターに頼んだら、これに勝るものを提示してくれるでしょうか?
津波が大災害をもたらしました。
そして、いま経済活動にはコストダウンの波が襲っています。 しかし、それを、ものともしない手作りデザイン。です。


日の丸が素晴らしいというお話しでした。
(イデオロギー議論ではありませんので念のため)